新型コロナウイルスが蔓延しつつあります。インバウンドやオリンピックへの影響はもちろん、経済活動も冷え込みそうということで今週は日経平均も大きく下げました。

一昨日ヤマト運輸の株が市場のトレンド以上に下げていたので、すこし買ってみました。30日に4半期決算発表があることや、減益ということはわかっていたのですが、新型コロナウイルスが広がっても宅配便の需要は下がらないと読んだからです。

今日大引け後に決算発表がありましたが、やはり数字は厳しいものでした。しかし配当が増えたり、自社株買いが行われるということで、株価は持ち直すかもしれません。

っていうか、そんなことはどうでもいいのです。ヤマト運輸は2017年に運賃を一斉に値上げしました。Amazonとも運賃交渉を行い、その結果デリバリープロバイダーに荷物が流出してしまいました。ほかの荷主も他社に乗り換える動きがありました。それが今の株価につながっています。

数ある宅配業者でもヤマト運輸はレベルが高いと思います。某西濃運輸は、茨木広告宣伝舎のオフィスへの配達の際にノックもせずにドアを開けてきやがります。非常に心臓に悪いです。某佐川運輸はシステムが非常に不便です。

それでも多くの荷主が他社に流れたのは、やはり運賃が高いのはつらいからです。茨木広告宣伝舎の本業である通販は、顧客に運賃を負担してもらっています。

それだけに運賃が高いと顧客が不満を持つことは日々体感しています。せっかくコールセンターに注文の電話があっても、運賃が高いとキャンセルになることもしばしばです。

だからといって運賃を転嫁できない通販業者さんは大変だと思います。

こうした実情を把握したうえで、楽天は3月から3980円以上の商品は原則送料無料にする方針を打ち出しました。それが出店者の反発を招き、一部の出店者は反対の署名を集めて公正取引委員会に陳情しています。

公正取引委員会も、楽天がプラットフォーマーとしての優越的地位を濫用を禁じる独占禁止法に抵触する可能性があるとして、調査を始めました。

楽天の焦りも理解できます。消費者は運賃に対する拒否感が強いのです。正直なところヤマト運輸の運賃も値上がりしてからは「高いなあ」と思います。だからこそ送料無料はあり得る選択肢だと思います。

ただ楽天に依存することなく通販を行っている身としては、もし一定額の注文なら一律に運賃無料といわれると厳しいと思います。3980円の利益で運賃を負担したら、へたをすると利益が半分くらい吹っ飛びます。だから署名集めも理解できます。

署名集めの中心的立場にあった楽天出店者の名前をニュースで見かけたので、検索してみました。どんな店の方なのか気になったのです。雑貨系の商品を幅広く扱っている店でした。小物から家具まで扱っていました。商品には統一性はなく、おそらくいろんな商品を買い付けてきては販売しているのでしょう。

ある意味予想通りの店でした。出店者はおそらくメーカーではなく、小売業なのだろうと予想していたのです。メーカーであれば、利幅が大きいので負担することになった運賃を吸収できる可能性が高いからです。小売りの利益率では、それは無理です。

もともとネットの世界は、中抜きの世界です。究極的には商品と消費者を直結させます。卸売りはもちろん、小売業すら不要な世界なのです。(もちろん、Amazon的な小売と物流と決済を統合したようなプラットフォームになれば話は変わってきます)つまりメーカーにアドバンテージがあるのです。

茨木広告宣伝舎の事業も通販がメインですが、早ければ10年後、少なくとも30年後にはないかもしれないと思っています。単なる小売業、あるいは卸売業でしかないからです。メーカーや生産者、職人など「商品」を持っているひとがうらやましくて仕方ありません。

そのため、事業構造の転換を図っています。不動産賃貸業、シェアオフィス(コワーキングスペース)の運営やウェブ制作もその一環です。また、商品を囲い込むために「作り手」の囲い込みができる事業も構想しています。

ウェブ制作も、ウェブ制作そのもので儲けるのではなく、メーカーさんなどと人脈をつくって商品を囲い込むことのほうが大きな目的です。

これからの時代、モノ(商品)を持っていることは強みなのです。モノをつくるというのはノウハウも資金も必要です。飲食店のように素人が簡単に参入できるものではありません。だからいちど商品をもてれば強いのです。

でもメーカーのひとは言うでしょう。「モノをつくっても販路がなければ意味がない。」

ところがウェブ制作(ホームページ制作)の立場からいうと、今の時代そんなのカンタンなのです。EC-CUBEやWordPress+WooCommerceで極めて安価に簡単に通販サイトを構築できるのです。

通販を始めれば、商品が独自性のある良いものであれば、自然に育っていくはずです。

できれば最初は楽天やAmazonマーケットプレイスで販売するのです。そこで商品の知名度を上げてリピーターを増やせれば、楽天やAmazonを退店しても、自然と自社サイトへ戻ってきます。

小売や卸売にとって、楽天やAmazonなどの流通のプラットフォーマーは脅威です。でも、メーカーはそれを踏み台にして商売を広げることができるのです。

そうした意欲的なメーカーや生産者、職人さんは茨木広告宣伝舎にご相談下さい。規模にもよりますが、通常規模の通販サイトなら10万円以下の格安で構築します。

楽天の送料無料騒動で再確認した「ものづくり」の強さ

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