新型コロナウイルスの脅威が続いています。東京は第5波がピークアウトしたようですが、新学期に入ればまた感染者が増えるかもしれないと言われています。大阪もひょっとするとピークアウトし始めたかもしれませんが、やはり予断を許しません。

東京オリンピックと呼応するようにコロナ感染者が増えたことで、内閣支持率は下がり続けています。衆議院議員の任期満了が迫っているうえに、選挙の顔を決める自民党総裁選もあるということで政界は騒がしくなっています。

二階幹事長に対する不満も強いことから、二階批判ともとれる動きを見せる岸田氏を牽制する、二階氏を幹事長から外すという動きまで出てきました。しかし、内閣支持率が下がったのは、二階氏が幹事長だからということだけではありません。

菅総理や二階幹事長ら政権の中枢が、国民との対話を怠ってきたからだと思います。

コロナを考慮してオリンピックを中止すべきという世論を無視して、オリンピックを開催したあたりから国民は菅内閣を見限り始めた気がします。なぜコロナ禍でもオリンピックを開催するのか、その意義を訴えることをしなかったのは怠慢です。

日本という国の威信をかけて、国際社会への約束を果たすのだというメッセージを打ち出せばよかったのです。

アメリカがアフガニスタンから中途半端な形で撤退したことが国際的に批判されているように、オリンピックを中止していたら日本が国際社会から批判されていた可能性があります。

きちんと説明することなく、「強行」したことで、国民は政府の自粛要請も無視するようになりました。その結果オリンピックと連動してコロナ感染が広がったのです。

商売でも同じです。クレームを無視してはいけません。SNSやレビューなどにクレームが寄せられたら、ぜひ返信すべきです。最終的に納得してもらえなくても自らの立場を説明すべきです。

無視すればクレームはますます大きくなります。逆にクレームに耳を傾けるだけで、事態が収まることも多くあります。

ネットの時代にはクレームは可視化されがちです。クレームを無視していることは、クレームの主だけではなく、他の顧客にも見えているのです。クレームの主以外にも多くの顧客を失うことになりかねないのです。

メディアが新聞やテレビだけではなく、ネットにも広がった現在、政治家の姿勢もより多くの人に晒されています。菅総理は、人事刷新よりも、ぶら下がりに一日一答するとか、週一で会見を開くなどするほうが内閣支持率は上がると思います。

都合の悪いことを聞かれてしどろもどろになるかもしれません。でも無視するよりも良い結果に結びつくのではないでしょうか。立て板に水の言葉よりも、必死に絞り出す言葉のほうが力を持つこともあります。

顧客との対話を怠ると顧客は離れる

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