今日は朝6時前から吹田市・摂津市・東淀川区にわたる広域で停電がありました。完全な復旧は夕方5時台だったそうです。
半日停電すると非常用電源ではしのげず業務が丸一日止まった事業所もあったことでしょう。
エアコンが使えず暑い思いをしたとか、冷凍冷蔵の商品を捨てたスーパーやコンビニなどもあったりもしたということでお気の毒だと思います。
ネットの情報では吹田市内で関電のマンホール蓋が爆発音とともにずれたとか、関電の発表では地中送電線に穴が開いていたとかで、地中送電線の不具合が原因なのでしょうか。
門外漢の憶測ですが、地中に可燃ガスがたまって静電気など何らかの火が引火したのかもしれません。
とにかくはっきりしているのは都市のインフラは脆弱だということです。水やガスも重要ですが、電気というのはいまの時代特に重要性を増しています。
水は備蓄できますし、タンクで運べます。ガスは2-3日くらいなら止まってもなんとかなる気がします。しかし電気だけは影響度が桁違いになっています。
電気が止まることを前提にBCP(業務継続計画)を組み立てる必要があるように思います。
特にインターネット(ウェブ)を活用したITインフラは、自分がいる地域の停電だけはなく、データセンターなどクラウド基盤のあるエリアが停電しても影響が出る可能性があります。
たとえば今回の停電エリアとなった吹田市にも下記のような企業のデータセンターがあります。(サービスが停止したかどうかは不明です)
IDCフロンティア
https://www.idcf.jp
ワッピー
http://www.wappy.ne.jp/
インターネット(ウェブ)を活用して集客や販売(通販)を行う事業者は、サーバーの多重化も考慮しておく必要がありそうです。
レンタルサーバーであれば、バックアップ用のサーバーを複数のリージョンで確保し、いざというときにドメインのDNSを切り換えるような対策も必要でしょう。
またAWS(Amazon Web Service)やGCP(Google Cloud Platform)のようなバックアップ体制を組みやすいインフラを利用することも選択肢の一つです。
昨日の茨木市の天気
天気が不安定だという事前の予報でしたが一日を通して晴れました。気温も35℃に迫ったようです。
今日の茨木市の天気
天気予報どおり朝から曇りがちでした。夕方4時前ごろから5時過ぎまで雷雨になりました。強く降る時間帯もありました。