先週の土曜は所用で大阪市内まで出てきました。ちょうど淀川花火大会の日ということで女性が浴衣を着たカップルが目立ちました。

その風景を写真に撮ると、外国の人からは「オウ!ニッポンジンハ、イマデモキモノ着テイルノデスネ」と誤解されそうな風景でした。インバウンドで訪日しているツーリストも「オオサカハキモノ着テイルヒトオオイネ!」と思うことでしょう。

そんな日に梅田の阪急百貨店の前を通りかかると、そのショーウインドウは浴衣を前面に出した「日本の祭り」をテーマにしたディスプレイでした。正確にはVMD(Visual Merchandising)におけるVP(Visual Presentation)というのでしょうか。

日本のデパートの大規模店舗ではショーウインドウのディスプレイには力を入れる傾向にあります。新宿伊勢丹のショーウインドウと1階のディスプレイと日本橋高島屋の1階正面ステージ、そして梅田阪急のショーウインドウは、質的にも予算的にも日本のVPの最高峰といっても過言ではないでしょう。

ブランドサイトやコーポレートサイトのようなウェブサイト(ホームページ)、あるいはインターネット通販サイト(ネットショップ)のメインのビジュアル(キービジュアル)もデパートのショーウインドウに匹敵するVPの場とも言えるでしょう。

こうした一連のVMDは当然、ただきれいなもの並べるだけではなく、全館・全社・全サイトレベル共通の売出計画や販促計画に基づく販売計画に位置づけられている商品やその利用シーンを表現する必要があります。そしてそれが各売場・コーナー(PP:Point of sales Presentation)、そして棚(IP:Item Presentation)にブレイクダウンされるべきです。

ただこうしたVMD(正確にはそれの基礎となる売出計画・販促計画)の展開時期をどのようにしていくか、展開する場所に応じて変えていく必要があるでしょう。

リアル店舗であれば、すぐに買って持ち帰ることができるので、比較的リアルタイムの展開でもよいでしょう。しかし通販の場合、先取りしておく必要があります。これは取扱商品やその通販の配送リードタイムに依存します。

ファッションの場合は比較的先取りにしておいたほうがよいでしょう。やはり「今シーズンのうちに何回着れるか」ということが購入するか否かの基準になりえるからです。

逆に食品は比較的足元の商品をクローズアップすべきです。たとえばやはり暑いと飲料などが売れます。気温に応じて展開すればよいでしょう。

また用途によってはかなり先取りすべきでしょう。進物やプレゼントに使うものは数ヶ月前の展開でもよいでしょう。そのあたりを読み間違えると全く販売促進や広告宣伝、集客の効果を期待できません。

今日の茨木市の天気

未明から雨が降り出しました。一日を通して雨が続きました。予報では夜に1時間に20mmを超える雨が降るということでしたが、結果的には夕方に10mmていど降ったのがピークだったようです。風はほとんど吹きませんでした。気温は30℃前後と少し低めでした。

売出や販促は先取りかリアルタイムか

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