昨年末ウェブ(インターネット)関連業界をざわつかせたキュレーションサイト(まとめサイト)騒動。ウェブサイト(ホームページ)やインターネットの信頼性が揺らぐ事態となっています。
健康関連情報のまとめ記事を掲載していたWELQなど多くのキュレーションサイトが、不正確な内容や他のウェブサイトの無断転載などのコンプライアンス違反が判明してサイトの閉鎖に追い込まれました。
一部のサイトが閉鎖しただけでは信頼は回復しません。アメリカでは大統領選の影響を与えることを目的としたフェイクニュース(うそのニュース)サイトなどの問題も新たに発生しています。
SEOのために手段を選ばないサイトでも上位表示できるからコンテンツの品質が下がるのです。そうなると根本的な解決策はインターネットで情報を得るための主要な手段である検索エンジンが、不正確な情報を掲載しているウェブサイトを排除することです。
そしてついにGoogleが本日対策を発表しました。検索エンジンのアルゴリズムをアップデートし、「ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイト」を排除するといいます。
その結果「オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイト」が上位表示されるそうです。これで少しでもウェブ(インターネット)の信頼性が向上することを願っています。
Googleウェブマスター向け公式ブログ
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/02/for-better-japanese-search-quality.html