昨日は節分でした。みなさんも恵方巻きを召し上がったのではないでしょうか。

昨日はNHK大阪の気象予報士が生放送で丸かぶりしたところ、しゃべれなくなって放送事故寸前だったそうで、かなり多方面でバズっていました。

恵方巻きは大阪の海苔組合の陰謀だの、セブン・イレブンが強引に全国に流行らせただの、いろいろ賛否両論はありますがすっかり定着したのは間違いありません。

また嘘かまことかクリスマスケーキと並んでコンビニのアルバイトがノルマを課せられて自爆営業しているというブラックバイト批判もあります。そんな批判とともに毎年この時期に話題になるツイートがあります。

リンク先の画像はコンビニとおぼしき棚に大量に並ぶ恵方巻き。おそらくもう夜でこれから売れる時間ではないのでしょう。その恵方巻きに手書きのPOPがついています。「レジでジャンケンして勝ったらタダ!」

発注数量を読み誤ったことはさておき、このジャンケンキャンペーンを考えついたひとはなかなかの知恵者です。

「タダ」というキーワードに大多数の人間はひきつけられます。ジャンケンで勝ったら、ということは多くの人は勝率5割だと考えるはずです。半々だと思わず人間は賭けてみたくなるのです。

そしてそれは実質的には「半額」と同じなのです。おそらく「全品半額」としても売れないでしょう。ひょっとしたらピザ屋さんパターンで「1本買うともう1本無料」なら響くかもしれません。

でもじつは半額でもありません。二人のジャンケンの勝率は3分の1。二人のジャンケンは9通りですが、アイコもあるので勝てるのはじつは3通りだけなのです。だから実際には3割引き(正確には3割3分3厘引き)なのです。

もちろんジャンケンに買った人はタダになります。勝率半分と早とちりして、とらぬ狸の皮算用でチャレンジした人は多かったのではないでしょうか。しかし店にとっては実質たったの3割引という絶妙な価格戦略なのです。

しかもタダでゲットする人もそれだけを買うとは思えません。心理的にそれだけを買うのはみっともないと思うからです。おそらく飲み物とかサラダとかデザートとかも買ったはずです。その点でも店にまんまと乗せられているのです。

思わず買いたくなってしまう価格戦略
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