先週は東京にいました。たまたまぽっかり1時間ほど時間が空いたので、ちょうど近くにあった凸版印刷の印刷博物館をのぞいてきました。

ただ博物館自体は入館料がかかるので、時間を取れるときにまた来ることにしました。このあたりは月に一度は打ち合わせに来るから機会はいくらでもあるのです。

その代わりに博物館の1階にあるギャラリーに入ってみました。ここは無料で入れるのです。しかもちょうど30分ちょっとで観きれるいい塩梅の広さでした。

ちょうど「印刷書体のできるまで」という企画展を実施していました。明治時代の東京築地活版製造所に始まり、CTSからDTPそしてデジタルフォントへと進化する活字やフォントの変遷を追った展示でした。
印刷博物館印刷書体のできるまで
印刷博物館印刷書体のできるまで

CTSというのは「Cold Type System」の略だと思っていたら「computerized typesetting system」の略だそうです。調べてみたら活版の時代に鉛を溶かして活字を作る「Hot Type System」に対してそのように呼んでいた時期もあったようです。

ビットマップフォントからアウトラインフォントへの歴史もしっかり触れられていて、TrueTypeやOpenTypeなどふだんパソコンでもお世話になるフォントなどについても歴史や特徴を知ることができました。

デジタルフォントについては、凸版印刷の誇る「凸版文久体」の制作過程を丹念に追った展示がされていました。

このウェブサイト(ホームページ)をはじめ、茨木広告宣伝舎では多くのウェブフォントを利用しています。

かつては見出しなどを、プロポーショナルフォントで作った画像で置き換えることもありましたが、レスポンシブデザインでは可読性に問題もでてきます。ウェブフォントはこうした問題を解決してくれます。

凸版文久体は残念ながら使ったことはありませんが、表示の美しいデジタルフォントでウェブサイト(ホームページ)の表現力が飛躍的に向上しました。

しかしその恩恵の裏にはすさまじい努力があったということを、あらためて意識させられました。この活字を監修した祖父江慎氏の校正指示書なども展示されていたのですが、文字通りミリ単位で修正がなされているのです。

修正したものを刷ってみたらやはりイメージが違うから、と元に差し戻したりという試行錯誤のやり取りなども見られて、そこに妥協はまったくありませんでした。

美しいから、見栄えがいいからと気軽に使っているウェブフォント。これからはもっとそのありがたみを感じながら使っていきたいと思いました。

印刷博物館で活字からウェブフォントへの進化の歴史に触れてきた

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