モバイルファーストの流れは加速しているようです。今日伝えられた二つのニュースがそれを象徴しています。
一つはNTTドコモがiモードの携帯の出荷を終了するというニュース。
ドコモ ケータイ(iモード)出荷終了について
iモードの「らくらくホン」は残るようですが、他のガラケーもspモード(ガラホ)に移行するようです。ガラホでは料金が上がるため、これを機にスマホへの乗り換えは進むものと思われます。
もう一つは、世界のインターネット利用機器のシェアについて、10月に初めてモバイルとタブレットがデスクトップを超えたというニュース。
Mobile and tablet internet usage exceeds desktop for first time worldwide
独立系のウェブ分析会社「StatCounter」が発表しました。利用機器のシェアは国や地域の通信事情を反映するので、先進国ではまだまだデスクトップのシェアが高いようですが、この流れは止まりそうにありません。
SEO的にもGoogleがデスクトップ向けとは別にモバイル向けの検索インデックスを提供するとしており、モバイルを意識せざるを得ない状況になりつつあります。
そもそも大半のユーザーがモバイルかタブレットからウェブサイト(ホームページ)に来訪するということで、ユーザーフレンドリーとか、ユーザビリティー、ユーザーインタフェース(UI)、ユーザーエクスペリエンス(UX)といった観点からレスポンシブデザインやスマホ用ページの設置などが欠かせなくなりそうです。