ハズキルーペのCMが好きです。かつての舘さん飲みすぎたバージョンや、謙さん玲さんのTEDぽいプレゼンバージョンも良かったのですが、いまのバージョンが最高です。いつかあれのパロディムービーを作ってユーチューバーになりたいです。

特に好きなのが、武井咲さん扮するママ(ハズキルーペの社長が「黒革の手帳」ファンなのでしょうね)が「ハズキルーペを置いて」と命じるくだりです。

ホステスの女性たちがウェーブのように次々にハズキルーペに腰をおろしては「キャッ」「キャッ」「キャッ」と軽く悲鳴を上げて腰を浮かすところがツボです。

最近はそれに続けて自分も「キャッ」と叫んで椅子から立ち上がるようにするのがマイブームです。我ながらアホだと思います。

でも何度自分も立ち上がってもわからないのが、なぜ置いてあることがわかっているハズキルーペに腰をおろして驚くのでしょう。

いや、それだけではありません。とにかくあのCMは全体の流れ自体謎なのです。とにかく登場人物の会話が微妙に噛み合っていません。

でもこれがこのCMの強さなのだと思います。茨木広告宣伝舎の専門分野に引き寄せて考えると、業界でもトップクラスの強さを誇るTBSラジオショッピングの収録版と似ているのです。

TBSのラジオショッピングも通常のラジオショッピングと同様のフォーマットで、商品説明をするキャスターと、聞き役の二人の掛け合いで進行します。

ただ、収録版の場合は決められた時間に納めるために、余計な言葉を削ぎ落としています。ハズキルーペでいう「新色?」「ルビーカラー。」のような流れです。

本来であれば「あれ、武井さんがかけてるの新色じゃないですか?」「ええ、新色のルビーカラーなんですよ。」「素敵ですね」などという掛け合いになってもおかしくない流れです。

それは掛け合いというより、説明役が二人いて交互に話しているような印象すらあります。

さらにひどい場合は話の流れも一言で変えてしまいます。武井咲さんと小泉孝太郎さんの掛け合いに、いきなり舘ひろしさんが「このワインエミが生まれた年のだな」と割り込みます。

ハズキルーペの過去のCMを知っていることがある程度前提になっている作りだから辛うじて成立していますが、本来の掛け合いとしては不自然な流れになっています。

(かろうじてそれを回収しようとして小泉さんに「えっ!まさか舘さん!?」と驚かせていますが、はっきり言うとなくてもよいくだりです。たぶん以前のバージョンをしらない視聴者への配慮なのでしょう。)

しかしそれが逆にテンポの良さを生み出しているのです。

そして、余計な情報を削ぎ落として、テンポよく進めることで後半でそれまでの訴求ポイント(「拡大率は3種類」「信頼の日本製」「耐加重は100kg」など)をリピートできるようにしています。

最後に舘さんと武井さんに「ハズキルーペ好きだな」「ハズキルーペ大好き」と締めさせています。

この流れもラジオショッピングでもよく使われるフォーマットです。

情報量が多すぎることもないように訴求ポイントを絞り込み、頭に入りやすいようにテンポよく進め、リピートすることで確実に訴求ポイントを受け手に認識させています。

そして出演者の「好きだな」という主観的なことばで、受け手にダメ押しをしています。理性ではなく感情に訴えかけて購買意欲を喚起しているのです。

広告宣伝は、変に体裁を整えることよりも、情報量のコントロール(ポイントの絞り込み)、テンポ、リピート(受け手に確実に伝える)、最後は感情に訴えるということが重要だということなのです。

おそらくこれはインターネット通販(ネットショップ)や縦長型のランディングページなどでも同じです。

昨日の茨木市の天気(2018年11月27日)

一日を通して晴れました。日中は20℃を超えて、羽織っているものを脱いでもよい気温になりました。

今日の茨木市の天気(2018年11月28日)

午前中は晴れていましたが、午後から曇りはじめて16時ごろから雨になりました。夜はしっかり降りました。

体裁よりもテンポと情報量、ハズキルーペが突きつける広告宣伝の極意

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