茨木広告宣伝舎の本業は小売業です。ラジオ通販とインターネット通販用に年間100本を越える原稿のライティングを行っています。
他社では仕入担当者とライターは別であることが普通なのですが、茨木広告宣伝舎では仕入担当者がライティングまで行っています。
それだけに当たる原稿もあれば、当然外れる原稿もあります。類似した商品と比較して売上が伸びない場合、商品選定か原稿に問題があると判断します。
もちろん最初から商品選定に問題があると考えるとカイゼンにつながりませんので、まずは原稿をリライトします。
先日もラジオ通販の放送原稿を2本リライトしました。するとどちらも商品内容や価格は全く変らないのに売上が倍増したり、3倍になったりました。
リライトにあたっては仕入先に商品の情報を再ヒアリングし、新たに商品のこだわりポイントを探しだしました。そしてこだわりポイントを強調した原稿にリライトしたのです。
たとえばそのうちの一つ、レトルトの「いかめし」は、いかや米、醤油といった原材料のこだわりをヒアリングして原稿に取り入れました。
原稿にはある程度の定型のフォーマットがありますが、漫然とライティングしただけではコンバージョンやSEOの効果は期待できないのです。
商品の魅力を深堀りするだけではなく、対象顧客もしくは利用シーンや利用目的などを想像するのも一つの方法です。
それに合わせて商品の使用価値や魅力を表現することで、問合せや購入につながることもあります。
同じ商品の原稿であっても対象顧客や利用シーンを変えるだけで売上が伸びるのです。
年配の方向けの杖を「外で使った杖をそのまま家に持って上がるのは抵抗がありますよね」と、室内用と謳うことで興味を持ってもらえました。
また、ことば選びも重要です。キツネ色に焼けた食べ物について「おいしそうな焦げ目がついた」と書いては売れるものも売れなくなります。
ここは「おいしそうな焼き目がついた」とライティングしなければなりません。
「神は細部に宿る」といいますが、ライターは一つ一つのことばから大切にしないとライティングにコンバージョンやSEOの効果は期待できないのです。
いちどライティングすれば終わり、ということではなく常にその結果をチェックし、リライトすることでカイゼンできます。原稿でもPDCAのサイクルを回せるのです。
昨日の茨木市の天気
朝から晴れて気温が上がりました。茨木広告宣伝舎のオフィスがあるビルでは36℃を超えました。夜は多少涼しさを感じられて季節の移り変わりを感じました。
今日の茨木市の天気
朝から晴れて気温が上がりました。昨日よりも朝から気温が高いように感じました。