ついに10月です。今年も残り3か月です。恐ろしいことです。
この10月からヤマト運輸はほとんどの荷主に対して宅急便の値上げを実施しました。通販を運営している知人は、昨日のうちにできるだけ多くの荷物を出荷しようと焦っていました。
茨木広告宣伝舎も宅急便の値上げを通告されて何度か突き返しましたが、結局2割近い値上げを受け入れました。これからはできるだけ日本郵便のレターパックを利用しようと思います。
ただどうしてもヤマト運輸を利用せざるをえない部分もあり、この数日は運営しているインターネット通販サイトや通販の受注システムの送料設定を変更する作業に追われています。
商品ごとに送料テーブルを持つというシステムですので、変更箇所がとにかく多いのです。今日も結局出勤することになりました。ヤマト運輸の労働環境改善でしわ寄せがきているのです。
本来であればヤマト運輸に文句を言いたいところですが、なんとか我慢できるのはヤマト運輸がAmazonからも4割もの値上げを引き出したというニュースに接したからです。ももともと100円なのが140円になっただけかもしれませんが。
ヤマト運輸の宅急便運賃の値上げを受けて物流他社の宅配便の値上げも進んでいます。佐川急便や日本郵便のゆうパックも値上げするそうです。佐川も大物は2倍以上の値上げもあるそうです。
送料の値上げが大規模通販にも広がったことで、中小規模の通販にとってはいろいろやりやすい環境が整いつつあると考えます。
まず送料がかかるということに顧客の理解を得やすくなったと思います。いままでは送料がかかるというだけで敬遠されることがありましたが、その傾向が少なくなると思われます。
また単純に相対的な価格競争力が上がります。いままで大口割引の恩恵を受けてきた大手にくらべて価格競争が不利でしたが、これが多少は改善されるはずです。
また消費に直結する送料の値上げはマクロ的にはデフレ傾向の解消につながります。おそらく消費者物価指数そのもの上昇にもつながり、通販を運営する側としては商品価格の値上げもしやすい環境が整うと思われます。
茨木広告宣伝舎で運営するラジオショッピングもたとえば3980円というプライスラインを4480円に引き上げをしようと思っています。そうでないと次の原価の上昇や消費税率の引き上げに対応できないからです。
過度なインフレは好ましくありません。しかし多少の物価上昇は現在の好景気を持続し、実感させてくれることになることでしょう。
これを機会に地元密着型のビジネスを展開するかたも通販への進出を検討されてはいかがでしょうか。
茨木市・高槻市・摂津市・吹田市でのインターネット通販は茨木広告宣伝舎にお任せください。インターネット通販サイトの構築はもちろん、運用やコールセンターの開設などもアドバイスさせていただきます。
今日の茨木市の天気
朝は涼しく多少雲もでましたが、昼までに晴れました。昼間は湿度も低かったものの半そででも汗ばむ気温でした。