某百貨店の新入社員研修で「55%攻撃論」ということばを教えられました。創業家の優秀な2代目の言葉だそうで、55%の成功可能性があるならやればよい、という意味だそうです。

その数か月後に配属された職場で部長の口癖は「段取り八分」でした。事前の準備がしっかりできていれば、実行段階はスムーズに物事が進む、ということでしょう。

それからおよそ二十年。その百貨店は溺れかけてもがいています。いま同業他社で好調なところは、果敢に脱百貨店を志向してきた会社です。

外に出て思ったのは、いつの間にか某百貨店は55%どころか85%くらいでもなかなか攻撃しなくなっていました。85%でゴーしても、段取り八分ということで無駄に精度を高めることに労力を割いていたように思います。

段取り八分というのは重要ですが、そこに労力をつぎ込みすぎて生産性が落ち、スピード感に欠けていたように思います。

すべての計画が紙媒体のスピードのままで、ネット(ウェブ)のスピードに追いついていないようにも思います。だからインターネット通販にも乗り遅れた気がします。

この原因は肥大化した組織にあるとみています。高度に官僚化した組織は硬直化しています。ラインよりもスタッフが幅を利かし、会議が目的化してとにかく会議をこなすことで仕事をした気になっている人が多すぎるのです。

ここ数年いろんなアライアンスで仕事をしてきましたが、結局成功しているのはすべて、意思決定を少数で行い会議が少ないチームの仕事です。

無駄な会議で成功確率をうだうだ計算するより、突っ走るほうが良い結果を生むのです。そして突っ走ると結果は後からついてきます。動きがないところに成功はないのです。

ここ数か月計画してきた商店街の空き店舗を埋めて商店街全体の販促につなげるというプロジェクトは、完全に見切り発車もいいところでした。しかしいろんなところで計画をぶち上げて、市役所に相談していると、そのうちこの見切り発車に乗ってくるひとが現れました。

こちらもなるべく乗ってくれる人のリスクを減らすスキームを作ってはいました。しかしそれも細かく考えても仕方ないので、交渉しながら考えてきました。そして不思議なもので一人が乗ると、次々に乗りたいという現れます。

これまで何年も空き店舗だったところが、日割りで誘致することで、現在交渉中のものも含めて月のうち10日ほどは埋まりそうなところまできました。

しかも市役所に熱心な担当者がいたことで店を出してくれるひとが紹介してもらえただけではなく、広報やホームページ(ウェブサイト)・facebook・twitterなどのSNS・ソーシャルメディアでも拡散もしてもらえました。

おそらくこの商店街ではここ数年では最大規模の集客ができることでしょう。取材の申し込みも入っており、これから広告宣伝の効果も出てきそうです。

いろいろ幸運に恵まれたとはいえ、やはり考える前に走り出したのが正解だったと思っています。インターネット(ウェブ)の世界を傍から見てきたことで、テスト駆動開発のような、50%未満で段取りもほとんど未熟な状態で走り出すという思想を知ったからこそできたのかもしれません。

一昨日の茨木市の天気

晴れて気温も上がりました。長袖では少し動くと汗ばむ天気でした。

昨日の茨木市の天気

朝から雨がふりました。午後からは強く降る時間もありました。長袖でも1枚では寒く感じました。

今日の茨木市の天気

午後から天気が回復する予報でしたが、曇りがちですっきりしない天気でした。

55%攻撃論で精度も維持しつつ日本の生産性は高まる(たぶん)
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