突然ですが先日散髪しました。昨年末から約半年ぶりです。3月くらいから頭が重くて切りたかったのですが、コロナウイルスが怖かったのです。
そろそろ大阪は大丈夫そうだと思ったのと、ホームページ制作(ウェブサイト制作)で新規のクライアントに会うことになったので思い切りました。
ところで全然ウェブサイト制作とか広告宣伝には関係のない話をします。
新型コロナウイルス感染拡大防止のために休校が始まって約3か月。そろそろ再開されてつつありますが、その遅れを取り戻すために、9月入学に移行すべきという議論が盛り上がっています。
世界的には9月入学が主流なことから、留学しやすくなるとか受け入れやすくなるという理由などがあるようです。いっぽうで反対論も根強くあるようです。
正直どちらでもいいというか、どちらがいいのかよくわかりません。
ただ思うのは、いっそのこと2020年度の学年を1年なかったことにしてはどうかと思うのです。今年入学の人はみんな来年入学にするのです。最終学年のひとは2022年3月卒業にするのです。
高校野球やインターハイなどが中止になって、プロスポーツ入りや推薦入学できなくなる人も出てくるのではないかと思うのです。
就活も、今年の就活生は失われた1年(あるいは2年)になると思います。就職浪人が増えたりすれば来年度の就活にも影響してきます。
学校が再開してもかなりの詰め込みになるそうで、行事などもかなり縮小されるといいます。修学旅行も取りやめになっているといいます。これらの経済効果は意外に大きいと思います。
さらに第2波、第3波も予想されています。(というより東京はすでに第2波に入りつつあるのではないでしょうか。経済再開を急ぐ小池知事のことを、NHKは経済ももたなくなってきている中で苦渋の決断と評していましたが、都知事選にむけて世論を気にしているとハッキリ言ってやるべきです。)
それであれば、もうこの1年の中で遅れを取り戻すのではなく、モラトリアムにするのです。
生徒・学生の特権は、何かに追われることなく、いろいろ無駄に思索したり、趣味に没頭することにもあります。そうすることでよりよい進路探し、自分探しができるはずです。
また、余裕のできた時間を家族などでの旅行やエンタメにも使えます。「GoToキャンペーン」とかいうクソダサいネーミングの観光振興キャンペーンや、悶絶しているエンタメ系の業界にもプラスになることでしょう。
休校で学力が落ちるであろう、いまの生徒や学生が「ゆとり世代」のように「コロナ世代」と将来呼ばれるだろうという声があります。
しかし、1年のモラトリアム経験が、「コロナ世代」の意味をプラスに転換する可能性があると思います。
もちろん1年卒業が遅れれば困窮する家庭もあるでしょう。それは就学援助なり生活保護で救えばいいのです。
さらにモラトリアムを活用できず無為に過ごす生徒や学生が出れば、さらに格差を生むかもしれません。それであればバイトすればいいのです。そうすれば進学できる可能性のある人たちが増えるかもしれません。
というよりもしそうなれば、そのときに学生生活を送りたかったです。