百貨店のウェブサイト(ホームページ)を見ていると、物産展やバーゲンなどの終了した催しもののコンテンツを削除してしまうことが多いようです。
終わったイベントを検索されても、顧客を惑わせるだけだと思っているのか、それともサーバーなどリソースの無駄だと思われているのかもしれません。
とにかくウェブサイトのポリシーなのでしょうが、それを見るたびにもったいないと思ってしまいます。
物産展のコンテンツだと、地方の名店や人気店のブランド名や商品名が掲載されています。それが毎回蓄積すると、それらの検索ボリュームの合計は膨大なものになるはずです。
これを削除することでウェブサイト(ホームページ)への集客やSEOで相当の機会損失が生まれている気がします。
放送局のコンテンツでも同じことを感じます。終了番組のページを削除していることが多いのです。もっとも放送局の場合、出演者との権利関係の処理もあるのかもしれません。
ただ、たとえばABCラジオのように「終了した番組」として終了番組のページのアーカイブを設けている例もあります。権利関係が処理できなければ、その部分だけ伏字にするとかボカしを入れればいいのです。
とにかく過去のコンテンツの集積(アーカイブ)は集客やSEOに大きな力になるはずです。リソースを惜しむべきではないのです。
ウェブサイトにアーカイブを残せば集客やSEOの効果が上がる