私たちは老いからは逃れられません。それは貧富や能力にかかわらず平等に訪れるものです。老いは肉体的なものもありますが、他方で精神的なものもあります。
精神的な老いの一つとして新たな知識や常識についていけなくなるというのがあります。先日twitter(ツイッター)界隈で衝撃的な体験をして自分の老いを悟りました。
みなさんは、携帯電話のカメラで写真を撮って他人に送ることを何というでしょうか。30代後半以上の方は「写メールする」とか「写メする」なんていうのではないでしょうか。
たしか「写メール」とはJ-phone(ジェイフォン)だかのサービス名称なので個人的には若干の気持ち悪さを感じつつも使っています。
では最近の若い人たちはなんというのでしょうか。
「インスタする」
おそらくもうキャリアメールでいちいちメールなんて送らないのでしょう。インスタ(インスタグラム:instagram)にアップして、相手にダウンロードしてもらうのでしょう。
ふたりの秘め事写真とかどうするんだろう、とオジサンは興味津々になっちゃいますが。というよりも、かなり話が脱線しました。
常識が覆されるといえば、検索の仕方も随分変わりつつあるようです。これまた今日の話題とはずれますが、ファッションの買い物はインスタグラム(instagram)を検索して、気に入ったものをさらに調べてネット通販で購入するそうです。
そして今日の話題でいうと検索は文字を入力する時代が急激に終焉を迎えつつあるようです。音声認識が劇的に実用的な水準に達したことで、文字入力自体がもはやポチポチするのではなく、話す時代になりつつあります。
しかもスマホやタブレットなどキーボードを持たないデバイス、LINEの「WAVE」、「Amazon Echo」、「Google Home」、Appleの「HomePod」やMicrosoftの「Invoke」などスマートスピーカーの普及で、その傾向は加速することでしょう。
音声検索が増えることで、自然言語に近い文章での検索が増えることでしょう。Googleが展開するCMで紹介されている「一番近い○○」検索が好例です。
いままでは「放課後等デイサービス 茨木」「パンケーキ 高槻」「ラーメン 吹田」「リフォーム 摂津」みたいな検索を必要としていましたが、最近の検索エンジンは、インターネットプロバイダーやWi-Fiの位置情報から検索しているデバイスがどこにあるのかを判別してくれるのです。
そして音声検索の普及にはさらに深刻な変化があります。
音声検索の結果は、文字検索と異なってPCからのものが少なく、モバイルからのそれが多いというデバイスの違いを反映します。モバイルデバイスのユーザビリティーを優先して、検索結果表示ページ(SERPs:Search Engine Result Pages)で、1ページ当たりの表示件数が6件になるといわれています。
従来のPCを前提としたSERPsでは10件でしたが、6件に減るのです。いままでは7~10位の検索結果も1ページ目でしたが、音声検索では2ページ目に落ちるということです。
さらに13位~20位までの検索結果は3ページ目に落ちます。そうなるとそのキーワードでは検索からの流入は期待できなくなります。
つまりSEOの業界的には、さらに上位表示を迫られるということです。
また音声検索は文字検索以上にカジュアルに行われます。「Hey Siri」「Ok Google」と呼びかけて、知りたいことを叫べばいいのですから。
正直個人的には恥ずかしくてそんなイノベーションには乗りたくありませんが、いまの若者たちはフツーに平然とやってのけるでしょう。
そしてカジュアルに検索されるということは、今まで以上にインターネット検索の広告宣伝・販売促進・集客の効果が大きくなるということなのです。
SEOをおろそかにしたウェブサイト(ホームページ)には広告宣伝・販売促進・集客の効果は期待できなくなります。
茨木広告宣伝舎では適切なSEOを行い、上位表示を目指しています。音声検索時代のSEOは茨木広告宣伝舎にお任せください。
今日の茨木市の天気
今日は東京に出張しているのでわかりません。
昨日の茨木市の天気
朝から晴れて蒸し暑く感じました。昼過ぎまでは晴れていましたが、その後出張に出たため分かりません。