吹田市の千里山駅前で警察官が襲われて拳銃を奪われるという恐ろしい事件が発生しました。犯人は逃走しているということで、市民生活に大きな影響が出ています。
さらに恐ろしいことに茨木市内では、ツイッターで「茨木市に犯人が逃走した」というデマが流れています。
とある地元政治家のツイッターにデマを投げかけたひとがいるようで、そこから拡散しているようです。
そのツイートが、市役所から回覧で茨木市に犯人が逃走していると情報が流れているというもので、回覧を撮影した写真を掲載しています。
ちなみにこの「回覧」の内容については茨木市長がフェイスブックで否定しています。本当に回覧がまわっているのか、最初にツイートした人が偽造したのかはわかりません。
よくみると文章がおかしかったりするのですが、このような不安が広がっている状況では、見過ごされてしまうのでしょう。
とにかく、SNSというのは平常時には集客や販促にも活用できて便利なものですが、災害や事件などの際にはデマの拡散に使われがちです。
過去にも書いたとおり、とにかくSNSで何もしないこと(不確かな情報を流さないこと)が大切です。
そして、公式情報をみるということ、不確かな情報は公式情報に戻って確認することが大切です。
SNSを活用する者として、自戒をこめて書かせていただきます。
もちろん犯人が茨木市内にいないという保証はありません。ただデマに惑わされては、かえって危険なことになりかねません。
冷静に、そして慎重に行動したいものです。
集客や販促にも使えるけどSNSは諸刃の剣