気がつくと3月になっていました。5日にもなって気付くのは遅いかもしれませんが。
日本経済は好調なのか不調なのかいまいちわかりにくくて、株価は2万円を回復しそうなのに東芝はつぶれそうですし、ニコンは大量リストラしたりしています。
そんなわけでこの3月で会社を辞めて、起業したり、独立開業しようという方も多くいらっしゃることでしょう。
そんな方にウェブサイト制作を行う立場からひとつだけアドバイスです。ドメインを取っておきましょう。
ドメインとは、メールアドレスの@(アットマーク)の右側部分です。あるいはウェブサイト(ホームページ)のURLの「ホニャララ.com」「チョメチョメ.jp」などのことです。
「まだウェブサイト(ホームページ)開設なんて考えてねーし」、もしくは「ウェブサイト(ホームページ)制作する金なんてねーし」みたいな方もいるかもしれません。
そんな方でもドメインは取っておくべきだと思います。むしろそんな方こそ取るべきです。ドメインは安いものなら年間1000円台で維持できるのですから。
ここまで強くドメインの取得をおすすめする理由は以下のとおりです。
1.ドメインさえあれば無料で独自ドメインのウェブサイトやブログを作れるサービスがある
はてなブログなど自分が取得したドメインで開設できるブログやウェブサイト(ホームページ)サービスがあります。
最初はこうしたサービスでウェブサイトやブログであなたのビジネスの広告宣伝やPRを行うことができます。
商売が軌道に乗ったら自分のドメインなので引越しさせてさらに立派なウェブサイト(ホームページ)を開設すればよいのです。
逆をいうとジオシティーズ(GeoCities)などの無料ホームページサービスでは、共通のドメインですのでサービスが終了したり、引越し(移転)をしようとすると、それまでの蓄積が無駄になる場合があります。
2.独自ドメインのメールアドレスも格安で運用できる
最近はビジネスチャットなども当たり前になってきたり、いまだにFAXや電話が当たり前だったりもしますが、いまどきの商売はメールでやり取りするのも当たり前です。
このメールアドレスが独自のドメインだったら対外的にも見栄えがしますし、信用度もアップするかもしれません。GmailやYahoo!メールなどのフリーアドレスだと相手も不安になるかもしれません。
うれしいことにドメインを取得するサービス業者(レジストリ)は、ドメインを取得すると無料や格安でメールアドレスを運用できるサービスも提供しています。
独自ドメインのメールアドレスでもGmailなどにも転送できるので、スマホなどでもやり取りすることもできます。
メールアドレスくらいは独自ドメインで運用しておいても損はありません。
3.ドメインを早めに取得しておくとドメインエイジが古くなるので将来的なSEO的に有利
まだまだウェブサイト(ホームページ)を制作するのは先だとしても、将来開設することを考えているなら、ドメインは早めに取っておくべきです。
ドメインの年齢(取得してからの期間)が長いと、そのドメインはSEO的に強くなります。GoogleやYahoo!の検索で上位に表示されやすくなります。
ただしドメインだけ取っても意味がないので、はてなブログなどのサービスで独自ドメインで会社概要くらいは掲載しておきましょう。
こうして古いドメインにしておくと将来のSEOで有利になるでしょう。