販促の手法は数多くありますが、期間限定でセールやクーポン、あるいはイベントを打つこともあるでしょう。こうしたキャンペーンでは特設ページを開設するのが通常です。
こうした特設ページを開設したのに閲覧数が伸び悩んでいるという場合は、SEOに力を入れるよりも、まず固定表示バナーやスクロール追従バナーを作成してみましょう。
固定表示バナーやスクロール追従バナーとは、楽天やYahoo!ショッピングで見られる手法です。多くはCSSのpositionプロパティで「position:fixed」を指定することで実装されます。
固定表示バナーはInternet ExplorerやGoogle Chrome、Firefoxなどのウェブブラウザーのウインドウ最上部や最下部にウインドウ幅いっぱいに横長のバナーを表示するものです。
もしくはウインドウの左側や右側にウインドウ高さいっぱいに縦長のバナーを表示するものもあります。そしてバナーがウインドウの端に接していないものをスクロール追従バナーと呼ぶことがあります。
常にウェブブラウザーのウインドウのどこかに表示されるバナーは、来訪者の認知率が高く、クリックされる率も上がります。
ただしクリックできることを示すためのエフェクトを施さないと、クリックされる率が下がります。たとえばバナーに「●●はこちら」という文言を入れるだけでも変わります。
ほかにもCSSのopacityプロパティでホバー時(マウスポインタをバナーに載せた時)に透過度を変えるエフェクトも目立つのでクリック率が向上します。