19日に摂津市議会議員選挙が行われました。1月に行われた茨木市議会議員選挙で選挙ポスターから当落を占うという(事後ではありますが)不謹慎なことをしてみましたが、今回もやってみました。
まずは選挙ポスターです。十三高槻線が正雀川をくぐるあたりで撮影しました。
摂津市議会は、茨木市議会よりも政党の結束が強いのかもしれません。公明・維新・共産・自民はポスターのフォーマットを統一していました。
茨木市議会議員選挙では、公明党くらいしかフォーマットを統一していませんでした。
公明党や共産党など組織票の強いところは、フォーマットを統一して組織候補がだれかメンバーにわかりやすいようにする傾向があります。
また、紙媒体では視線の動きかたが、左上から右上、そして左下から右下とzの字を書くように動くといわれています。だから左上・右上・左下・右下に重要な情報を置くという鉄則があります。
今回は左上が2位、右上13位、左下14位、右下24位(最下位)なので、この法則は崩れたと思うかもしれません。
しかし右上は自民の中では2位、左下は共産1位なのです。自民は今回の選挙では逆風が吹いていた可能性があり、右下が最下位なのは例外かもしれません。
またジャンプ率の重要性は今回も変わりませんでした。23位の「おおさわちえこ」さんはクロワッサン的な雑誌のようなオシャレなデザインでしたが、残念ながら名前が目立ちませんでした。
10位の「三好よしはる」さんも実はそうなのですが、8期32年連続当選ということで、地盤が強固なのでしょう。たぶんポスターを貼らなくても当選します。しらんけど。
22位の「ならむら一臣」さんは、黄色地に黒で名前を書くという意味ではよかったのですが、文字が小さすぎです。政策を書くくらいなら名前をもう少し大きくすべきでした。
ところで目立つためには違和感も重要かもしれません。1位の「三好のりとし」さんと7位の「出口こうじ」さんは、緑地に赤字で名前を書いています。
緑と赤というのはあまりしっくりくる組み合わせではありません。でも、それがゆえに目立った気がします。その点で青に黄色という「光好ひろゆき」さん(16位)と「藤井ひろき」さん(20位)は、デザイン的には悪くないのですが、目立たない気がしました。
目立つだけならデザインの違和感はアリなのです。極端なことをいえば、手書き文字のポスターは目立つかもしれません。手書きだと怪しくて信頼性が落ちるかもしれませんが。