昨年の全国の百貨店売上が5兆9780億円と1980年(5兆7225億円)以来36年ぶりの6兆円割れだったそうです。
高齢化、若年層の収入減、ショッピングセンターなどへの顧客流出などいろいろ理由はあるでしょうが、物余りかつインターネットの時代になったことで、インターネット通販に顧客を奪われていることが理由として大きいのだろうと思います。
こうした状況を目の当たりにすると、茨木・高槻・吹田・摂津などの北摂で地元密着(地域密着)型のリアル店舗がこの先生きのこれるか不安になってしまいます。
しかしながら地元密着(地域密着)型のリアル店舗はやり方しだいでは十分に生き残れると思います。
「ラスト・ワンマイル」ともいわれるように、通販には物流がつきものです。物流を制した者が通販を制すといっても過言ではありません。インターネット通販大手のAmazonはドローンや飛行船などを使った物流のあらゆる手法を試行錯誤しています。
しかし物流業界は慢性的な人手不足に悩まされています。高齢化の進む日本では、いまの物流体制が持たないかもしれません。さらにコストも年々上昇しています。
Amazonは日用品や生鮮食品でもシェアを獲得するつもりのようですが、日本では結局は地域密着のリアル店舗で購入するほうが安くて早いということになるのではないかと思います。
もちろん昔のやり方を変えることなく、商店街で寂れているやる気のない店舗では生き残れません。品揃え、販売促進、広告宣伝などさまざまなサービス向上を行う必要はあるでしょう。
しかしやるべきことをやれば充分戦える気がします。場合によってはたとえば近隣への配達や御用聞きも必要かも知れません。
やる気のある地元密着(地域密着)型リアル店舗の経営者の方のお手伝いをさせていただきます。