九州北部を襲った線状降水帯は、一日で800mmという未曾有の豪雨で大きな被害をもたらしました。

この水害で床上浸水した店舗経営者がSNS(facebook)でタオルの送付を呼びかけたところ、莫大な量のタオルと問い合わせの電話が全国から殺到して悲鳴を上げているそうです。

もうこれ以上は不要だと呼びかけても、元の投稿は本人のコントロールできないところで拡散し続けているといいます。

ネットの「善意」の盲点 九州豪雨で「タオル大量送付」が起きたワケ

facebookでは「善意」が共感を呼びます。主にリアルの知り合いとつながるSNSだからです。マズローの「5段階の欲求」ではありませんが、善意に基づく善行は他者からの承認欲求と自己実現の欲求も満たしてくれるからです。

被災地の助けを求める声に応えて支援物資を送るという行為は尊いものです。けっしてそれを否定するつもりはありません。しかしそれは「情けは他人のためならず」、つまり善行を積む自分に対する陶酔でもあるのです。

逆にその裏返しとして、比較的匿名性の高いtwitterや2ちゃんねるといった匿名掲示板では、悪意が拡散することもあります。

人というのは、けっして善意だけで生きていけるわけではないでしょうし、悪意の塊というわけではないように思います。すべてをたとえば性善説や性悪説のような二元論で語るのは、ディベートで相手に勝つなどの目的があるのでない限り愚かなことです。

そして人間は両方の側面を持つからこそ、それをうまく利用すれば多くの人の共感を勝ち得ることができるのでしょう。つまり善意に訴える場合はfacebookやLinkedinのようなSNSを使えばよいのです。

商売は基本的に公序良俗に反しないものであるでしょうから、商売における販促(販売促進)や集客は善意をあおるものでれば共感され、拡散され、さらなる共感の連鎖を生むことでしょう。

差別化の難しいコモディティ的な商品は、社会貢献や正義といったメッセージを帯びさせることが集客や販促につながる可能性があります。

たとえば、オリビエーロ・トスカーニがてがけるベネトン(Benetton) のキャンペーンは反戦や環境保全などの強いメッセージを発信することで商品そのものよりもブランドイメージなどの記号が意味を持つアパレルの世界で大きな販促効果を生んでいます。

そしてSNSで簡単にシェアされる時代だからこそ、こうしたキャンペーンの効果はより上がりやすくなっているといえるでしょう。

これを善意を利用しているとか、偽善的だと考える必要はありません。むしろ商売をしながら社会貢献ができる、一種の社会起業(ソーシャル起業)と同様に考えればよいのです。近江商人の「三方よし」だと思えばよいです。

ちなみに逆を言うと、ネガティブキャンペーンを展開するのであれば、twitterとか2ちゃんねるなどのソーシャルメディアや匿名掲示板でステマを繰り広げればよいのかもしれません。ネガティブキャンペーンに力をいれるべき商売というと政治(家)くらいしか思いつきませんが。

今日の茨木の天気

朝から晴れる予報でしたが、朝方一瞬通り雨がありました。その後も雲が多く、すっきり晴れる時間は少なかったようです。引き続き蒸し暑い一日でした。

SNSは善意にあふれている、そこにインターネット販促のヒントがある
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