ある企業について調べるためにその会社の経営者の氏名で検索したところ、検索結果にその会社とはまったく関係のないと思われる民族差別的なウェブサイト(ホームページ)がかなりの比率で混じっていました。
差別的意図はなくても、その経営者の出自を(真偽にかかわらず)示唆するようなWikipediaの項目も含まれています。証拠をキャプチャーでお見せできればいいのですが、個人情報ですので割愛します。
民族差別的な部分についての価値判断をするつもりはありませんが、検索結果にそういったウェブサイトを表示させるということで一定の人々に嫌悪感を抱かせる目的で逆SEOが行われているようです。
こうしたウェブサイトを検索結果に表示されるようにする手口は意外に簡単です。(けっして推奨するものではありません)
単純に検索結果に表示させたいウェブサイト(ホームページ)に対して、表示させたい検索キーワードをアンカーテキストとしてリンクすればよいのです。
ただしひとつやふたつでは効果が出にくいと思われます。多くのドメインに分散して大量のリンクを作る必要があるはずです。
「はずです」と書くのには理由があります。この手法は茨木広告宣伝舎が絶対に手を出さない「ブラックハットSEO」、つまり不正に検索結果を操作しようとするSEOだからです。ですのでテスト目的であっても試したことがないからです。
とにかく、この経営者の評判を貶めるために誰かがこうしたことを行っているのです。おそらく組織的に行っているのです。その点では正直なところこの経営者に対する印象は少し悪くなったかもしれません。
ところで逆SEOというと、任意のウェブサイト(ホームページ)を検索結果で表示される順位を落とそうとするものもあります。これも推測ですが可能です。
検索エンジンから評価の低いウェブサイト(ホームページ)からターゲットのウェブサイトへリンク張りまくればよいのです。これらのリンクが人為的なリンクだとして検索エンジンからの評価が落ちることでしょう。
ただしターゲットがSEOの知識があってウェブマスターツールを使っていれば、これらの「人為的なリンク」について「否認」することで対策することは可能です。
もし特定のウェブサイト(ホームページ)の順位を下げたいのであれば、対抗するウェブサイトを制作してより上位に表示するという正攻法が確実なのです。
もうそれは逆ではない正SEO、つまり普通のSEOなのです。正SEOであればお手伝いできますので茨木広告宣伝舎にご相談ください。
※本年の更新は本日が最後です。新年は4日から再開します。有難うございました。