ウェブサイト制作(ホームページ制作)の業界には、奇妙なことばや表記のゆれが氾濫しています。

もっともよく見かけるのが「ウェブサイトとホームページ」問題です。おそらく業界的には「ウェブサイト」が正しいのでしょうが、一般の方には「ホームページ」のほうが通りがよいかと思います。

本来ホームページとは(1)ウェブブラウザを立ち上げた時に最初に表示されるページ、(2)ウェブサイトのトップページという意味があります。

かつては1ページだけのペラサイトも多く、ウェブサイト=ホームページであったため、よけいに誤用が広がったものと思われます。

顧客目線で考えると「ホームページ」を使えばいいのですが、たまに「プロがホームページなどと書くようでは困る」という指摘もあったりします。

そのため茨木広告宣伝舎では「ホームページ(ウェブサイト)」という表記を多用しています。

次によく見かけるけど個人的には間違っていると思うことばが「SEO対策」です。SEOとは検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)ですから、対策するものではないと思うのです。

どうしても「対策」といいたいならSE対策(検索エンジン対策)であるべきです。もしくは「SEO施策」でしょうか。同様に「内部対策」「外部対策」ではなく「内部施策」「外部施策」であるべきだと思います。

もしくは「対応」ということばでしょうか。「SEO対応」これならしっくりきます。

今日最後に取り上げるのは「ウェブ制作」「Web制作」「ウェブ作成」「Web構築」といったことばのクラスタです。正確には「ウェブサイト制作」「ウェブサーバー構築」などではないかと思うのです。

ウェブ(Web)というのはクモの巣や網目状に張り巡らされたものです。それが世界中に広がるインターネット網になぞらえられて、ワールドワイドウェブ(World Wide Web)ということばになりました。

それが転じてインターネット網全体をウェブというようにもなっています。つまり「ウェブ制作」や「ウェブ構築」というのはネットワーク網の全体や一部(といっても単一のサーバーレベルではない)を作っているという意味になるのです。

もちろんネットワーク技術者やプロバイダがその意味で使うならいいのですが、ネットワークの上に置いた(ホスティングされた)ウェブサイトやウェブページを制作する立場で使うのはおかしいのです。

そのほかにも奇妙なことばはありますが、じつはこうした誤用や表記のゆれもすべて許容するしかないと思います。

特にSEOの観点からは検索される可能性のある誤用や表記のゆれもすべて織り込んでおくべきです。検索エンジンも誤用やスペルミスなどは自動で修正してくれますが、それに頼らずに対応すべきです。

そもそも商売人として、顧客が間違ったことば遣いをしてるからといって、それを指摘したり、正そうとするのはいかがなものかと思います。

もちろんそれ以上恥をかかせないために、という親切もあるかもしれません。でも世の中でも判断が割れるようなことばの厳密性を追求しても誰の得にもならないのです。

ホームページかウェブサイトか、SEOは対策するものなのか、ウェブは制作できるのか

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