以前資金が潤沢ではない地域密着(地元密着)型ビジネスではブランディングを急ぐ必要はないと書きました。

とくにスタートアップなどでコンセプトが定まっていない段階であれば、たとえばロゴをつくったり、オリジナルの包装紙をデザインするなど中途半端にブランディングをしようとするよりも、いまできることに最善を尽くすことがブランディングになるからです。

もし少し余裕があってブランディングを始めるのであれば、「反復による刷り込み」を心がけましょう。ロゴやデザインなど、あなたの店舗や会社(現状とは限りません、むしろあるべき姿やありたい姿)を象徴するオブジェクトを作り、それをひたすら日ごろの広告宣伝、販売促進、営業活動に使いましょう。

ひたすら繰り返すことで顧客に刷りこまれていきます。逆をいうと刷り込まれなければブランディングとはいえないのです。

コカ・コーラのブランディングのオブジェクトは筆記体のロゴだけではありません。女性の体つきを模したとも言われるあの流線型の瓶にもあります。また赤と白のカラーにもあります。

だからコカ・コーラのCMはいつの時代もこの要素がひたすら繰り返されます。もはや瓶のコカ・コーラなんてほぼ見かけないのに、PETボトルではなくあの瓶が登場するのは、あの瓶がブランディングの象徴的オブジェクトになっているからです。

ブランドではありませんが、アイコンも同じように機能しているといえます。アイコンとはコンピューターにおける絵文字のアレです。「ブランド」も店舗や会社、商品などを象徴するものですが、アイコンにも、語源であるイコン(聖像)というロシア語から転じて「物事を簡単な絵柄で記号化して表現するもの」という意味があります。

だからブランドとアイコンは同じような働きをします。たとえば、ハードディスクやSSDが当たり前の時代に、いまだに「保存」のアイコンはフロッピーディスクです。またスマホ全盛の時代に電話のアイコンはいまだに黒電話だったり、その受話器だったりします。そしてフロッピーディスクや黒電話を知らないであろう10代や20代の若者にも通用しています。

これもブランディングのように、長年の間あまねくひたすら反復して刷り込まれたからです。ここまで認知度が上がり、浸透すればもう忘れ去られることはありません。会社や店舗、商品のブランドがここまで浸透すればブランドとしては相当強いことは想像に難くありません。

もはやロゴやデザイン、あるいはアイコンが象徴として一種の文字として通用している状態でしょう。なかなかそこまで認知度が上がるものではありませんが、そこを志向しないとブランディングの意味はないのです。

ブランディングの本質は反復による刷り込み、そして文字化されることだ
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