まだ4月も半ばですが、今年の流行語・新語大賞には「テイクアウト」と「デリバリー」ということばがノミネートされると思います。流行語・新語大賞もコロナ禍が続くとスポンサーが下りて中止になる可能性もありますが、スポンサーは通信教育の「ユーキャン」なので大丈夫だと思います。

緊急事態宣言から2週間経って、まるでお正月のような街並みもニューノーマルになりつつあります。そんな中でもテイクアウトやデリバリーで少しでも売上を維持しようという飲食店も増えています。

1円でも売上を確保しようという熱意には心から敬意を表しますが、やり方を間違ると顧客離れにつながるので要注意です。

もう4月も半ばですが、「ゲレンデマジック」ということばがあります。スキー場のゲレンデでは、異性の魅力が3割増しになるという心理学の用語です。

嘘です。心理学の用語ではありません。

でも、ゴーグルやスキーウェアを着けている非日常の異性に接するとキュンキュンしちゃうというのは、なんとなくわかる気がします。とくにゴーグルで顔が隠れていると、美女だとかイケメンだとか、勝手にいいほうへ想像してしまうのです。

これは、ビーチにも当てはまります。水着の異性に惹かれます。サングラスをしているから顔が隠れているのに勝手にその下にイケメンやビューティーが隠れていると思うのです。

だからスキー場で出会ったとか、ビーチで出会ったというリゾラバが東京や大阪など大都会に戻ると破局することが多いのです。ええ、もちろん偏見です。

ゲレンデマジックがテイクアウトやデリバリーと何の関係があるのかと思うかたも多いことでしょう。それが大ありなのです。飲食店の料理というのもゲレンデマジックにかかっていることが多いのです。

料理というのは、もっとも大切なのはおいしいことです。でも、店の雰囲気やそこを訪れたシチュエーションなど外的な要因で、その評価が変わってしまうことが多いのです。

自分の店の料理もそうだということをわかっていないと、テイクアウトやデリバリーは失敗します。その時は売れても、食べたお客さんの満足度が下がります。

満足度の下がったお客さんは、コロナ禍が去ってもお店には戻ってこない可能性が大きくなります。

満足度を下げないためには、価格の付け方や容器を工夫するなどしましょう。まず通常の営業時の量と質で、同じ値段にしてはいけません。少し値段を下げましょう。

おしゃれなイタ飯も、店の雰囲気や(たとえばデートのような)シチュエーションがなくて、ちゃぶ台で食べれば台無しです。その台無し分は値段を下げることで、「安いのにいつも通りおいしい」と思わせるのです。

また、容器も安っぽいものしてはいけません。ちょっとした飲食店なら器にもこだわっているはずです。テイクアウトになったとたんコンビニ弁当のような折り詰めになったらおいしそうな料理も色褪せます。

そもそもテイクアウトを売上補填だと思ったらだめなのです。これはプロモーション(販売促進)や広告宣伝なのです。お客さんに試食販売しているようなものなのです。

ここで強欲に利益をしっかりとろうとすると、お客さんはがっかりします。そうすると新規のお客さんを獲得することはおろか、これまでのお得意さんすらも逃すことになります。

コロナ禍はいつまでも続きません。ワクチンや特効薬ができれば一気に日常が戻ってきます。その日に向けて準備をするつもりでテイクアウトやデリバリーに取り組むのです。

拙速なコロナ対応をするくらいなら、何もせずに堪えるほうが傷は少なくて済みます。

飲食店のテイクアウトやデリバリーなど拙速なコロナ対応は首を絞める

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