北摂の街を歩いていると調剤薬局や接骨院が増えたと感じます。また茨木広告宣伝舎のオフィスがあるビルも年配向けの昼間から営業しているカラオケスナックが増えました。

数年前に東京から大阪にUターンしてきて間もないころ、土曜の昼間にJR高槻駅前の郵便局裏の牛丼屋に入ったら自分以外年配の人ばかりで驚いたこともありました。

比較的若年層が多いといわれる北摂ですが、高齢化が進んでいることの証なのでしょう。

そうなると商売の対象顧客も高齢者に照準を合わせようとする動きも出てくることでしょう。そのこと自体は戦略としてありだとは思いますが、「高齢者」像をこれまでのステレオタイプで捉えると大失敗しかねません。

高齢者が65歳以上という定義に従うのであれば、いまの日本で最大のコホートである団塊の世代も完全に高齢者に含まれました。これからの高齢者像はポスト団塊の世代を意識しなければなりません。

昭和22年から23年生まれを核とする団塊の世代は、戦後の経済成長と軌を一にする生活の洋風化にどっぷりと漬かってきた世代です。

たとえば食生活では洋食が身近な初めての世代です。音楽は演歌なんて聴かずに、グループサウンズやニューミュージック、ロックにハマり始めた世代です。

従来の高齢者像に囚われて、和食メニューを提案したり、演歌リサイタルをイベントの売り物にしてはいけません。ただ、加齢による体力や健康への配慮は必要です。

洋食を提案するなら、糖質オフとか低カロリーという付加価値を提案する必要があります。音楽はさすがにラップなどはついていけない可能性があるので、ちょっとレトロかなという60-80年代の音楽を流してあげるとよいでしょう。

またライフスタイルで無視できないのが、コンピューターと付き合い方です。ひとむかし前の年配者はパソコンが使えないのが当たり前でした。

しかし、いまの70代前半くらいの方は、50代になってパソコンが職場に入ってきた世代です。おそらく必死にWindowsやExcelと格闘してきた世代です。

もちろんどうしてもキャッチアップできず、部下にすべて丸投げしていた人もいるでしょう。でもさらにその下の世代は普通にパソコンを使いこなします。また家庭にもパソコンが普及しだした時に購入した世代です。

だからいまでも普通にパソコンを使いこなします。インターネットで調べものをしますし、買い物をしたりする人もいるでしょう。さらにガラケーが縮小するにつれて、スマホもここ数年で年配層にも普及しています。

新しい「高齢者」はデジタルネイティブなのです。そこを見据えてウェブサイト(ホームページ)やソーシャルメディアを使った広告宣伝や販促を高齢者にも行うべきなのです。

ステレオタイプ「高齢者」の罠
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