コロナ禍で休校が続いたため学校給食に使っている味噌が余っていて、その活用を方々に働きかけているという話を以前書きました。
あれから気が付くと2か月経っていました。
その結果、安威川ダムカレーそのものには使えなかったのですが、安威川ダムカレーにも使っているキーマカレーに味噌を使ってもらえることになりました。
実はカレー屋さんに味噌を提案してからメニュー化されるまでに、茨木広告宣伝舎のオフィスの並びのラーメン屋さんにもこの味噌の活用を提案し、採用されました。味噌ラーメンを開発してもらえたのです。
ラーメン屋さんが味噌ラーメンを開発してくれたので、すぐにうんちくなどの情報もペーパーにまとめて茨木市役所に連絡しました。
すると数日後には茨木市役所のフェイスブックページで宣伝してもらいました。市役所もランチ時に合わせて昼前にフェイスブックに掲載してくれました。
すると、その日は反応がありませんでしたが、翌日からさっそくお客さんがやってきたそうで、一日10人弱注文しているそうです。
この情報をカレー屋さんにも伝えたところ、少し興味を持ってもらえたようで、数週間後にメニューが出来上がってきました。
多忙であまりチェックしていなかったのですが、6月から月替わりメニューとして提供していました。
そこですぐに茨木市役所に連絡して、掲載してもらいました。
カレー屋さんは、もともと時点でソーシャルメディアを使いこなしているので、すでに味噌を使ったキーマカレーを宣伝していました。
しかし、茨木市役所のフェイスブックに掲載されてから注文が増えたようです。つい先日も味噌を追加で仕入れされていました。
さらに、茨木広告宣伝舎のオフィスがあるビルの食料品店にもこの味噌を売ってもらうことにしました。売るということは卸値で仕入れて、売価で売らせてもらいます。
しっかり利益もいただけるということです。
これも市役所のウェブサイト(ホームページ)とフェイスブックで宣伝してもらいました。
コロナ禍による休校で余った給食向けの味噌を使ってメニュー開発したり、味噌を販売することで、味噌の消費にも貢献しつつ、しっかり宣伝もしてもらえました。
宣伝のために状況を利用するというのは、気が引けるかもしれません。でも確実に役に立っているのですからWin-Winなのですから、いいのだと思います。
今はやりのSDGsだって結局はそういうことなのだと思います。