風邪を押して上京していくつか打合せなどをこなしてきました。

ほとんどは本業のラジオショッピング関係でしたが、ひとつは東京のオフィスがあるマンションの管理組合の理事会でした。

所用で5分ほど遅れて到着すると役員ではない区分所有者のご夫婦が予告なく出席されていて、要望があるということで発言されていました。

その方は平面の駐車場を借りているのですが、隣の区画を客用駐車場として借りている路面店舗と車の駐車をめぐってトラブルになっており、適正な利用方法を指導するとともに、経過を議事録に残してほしいということでした。

そのトラブルも、恫喝的な言動や執拗な電話があったなどという深刻なものでした。

遅れていったこともあって発言に対して特に反応することもなく聴いていたのですが、その方は発言を終えるとそのまま退席されました。

この管理組合は役員のなり手が少なく総会の参加率も低いため、参加意識を高めるために理事会も誰でも出席できることにしてあらかじめ掲示等で予告しています。

出席して発言することは異例ですが、けっしてありえないことではありません。

ただ会議に出席して発言を求めるには順序があると思います。通常は議事の最後に発言するべきであり、言いたいことだけを話してさっさと退席するというのはマナー違反だと思うのです。

もちろん理事会が出席を要請して発言を求める場合は、配慮して冒頭に発言してもらい先に退席してもらうこともあるでしょう。しかし今回は予告なく自分から発言を求めてきたのです。

しかも議事録に経緯を残してほしいという要望にも違和感を覚えました。そこで議事録に記載するのであれば、相手方の弁明の機会を与えるか、議事録で一方の主張をもとにトラブルの事実認定をすべきでないと主張しました。

そのほかにも不審な点があったため、理事会参加者全員で現場を確認しに行ってみました。するとこの区分所有者の方にも問題がありそうな点がいくつか見つかりました。

たとえばその方も車を出し入れしやすくするために白線をはみ出して駐車することが常態化しており、それに対して隣接する区画が接近して駐車していると言っても、相手方としても反発することは容易に予想ができます。

もちろん隣接区画は2台分のスペースに3台駐車するなど問題があるということですので、双方に問題がありそうだという結論になりました。

そこで事実認定はせずに、議事録には単純に「駐車場の利用方法をめぐって要望があった」ていどの記載にとどめることになりました。

広告宣伝でも、同じようなことがあるような気がします。

ひとつは、発信を送り手の都合だけでやってしまうことで、受け手に不要な反発を生じてしまうことです。たとえばポスティングのチラシとか、スマホ画面いっぱいに広がってくる広告などです。

また、自分たちの主張が正しいという思いが強すぎるあまり、自分たちに不利なことを隠す(言わない)というこも広告にありがちです。

マイナス情報は、できるだけメリットに言い換えて提示するのがよいのではないかと思います。特に比較広告では公平なデータを提示しないと、信頼を失うことになり広告宣伝としては逆効果です。

とくに他を貶めるような言動は広告宣伝においては基本的には避けるべきでしょう。すくなくともこの国の社会においては、トラブルに巻き込まれることはたとえ自分に正義があったとしても巻き込まれるほうにも問題があると見られがちだからです。

デザインなどに注力すれば、安っぽくない広告宣伝はだれにでもできます。しかし、受け手に配慮した広告の発信方法と、中身の公平・公正さを担保していないと胡散臭さは払拭できないのです。

あなたの広告が胡散くさく見える理由
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