先日あるシンポジウムに出てきました。立場上、主催者に出るように頼まれたのです。とはいえ別にパネリストとかではなく、単なる参加者です。頼まれて参加したのですが、なかなか勉強になりました。
それにしても講演会とかシンポジウムの最後に設けられる質疑応答の質問は、かなりの高確率でどうでもいい質問なのでしょうか。
往々にして質問と言いつつ、質問者の感想だったり自己紹介に終始することも多いので、先日はまだ質問であっただけマシなのかもしれません。
でも、どうでもいい質問ならしなきゃいいのに!と思います。
「平成最後の…」というキャッチコピーも、つけるキャッチコピーがないならつけなければいいのに!と思います。
そもそも「平成最後」の発端は、今年の夏に「平成最後の夏」ということばがtwitterなどでバズったことがあるようです。
コカ・コーラやポカリスエットなどの広告キャンペーンを見ると、過ぎ去った青春を思い出すように夏というのは妙に大人の胸をキュッと締め付けるものがあるからかもしれません。
そして昭和から平成への代替わりがちょうどバブル景気の入り口ごろでした。遊び盛りの時期にバブルを経験した世代にとっては、元号が変わることとあのいい時代が結びついているのかもしれません。
だから「平成最後の夏だから思い出作っとかないと」というバブル世代に刺さったのかもしれません。
それはそれでネットの流行りなので勝手にやっていただければ結構だと思います。
しかし、広告宣伝や、集客、販促として「平成最後の…」は最後の手段にすべきです。「平成最後の…」というキャッチコピーを使うくらいなら何もしないほうがマシです。
何かを売り込むのに、タイミングを利用するというのはままあることです。しかし、それはクリスマスやお正月など何らかのイベントがあるとか、ボーナスが出るという暦や行事の要因、あるいは旬とか昇温商品や降温商品、雨の季節対応のような季節要因に絡めるべきものです。
「平成最後」にそのようなタイミングを利用する必然となる要素はありません。あえていうとライフイベント系くらいでしょうか。ブライダル業界とかで「平成最後のゴールイン」とかいうと、プロポーズしたい側の需要にハマるかもしれません。
あるいは、学生や若手社会人向けに、飲食店やインターネット通販サイトが「平成最後のクリスマスデート」とかいえば、背伸びして高いものを消費してくれるかもしれません。いまの20代はとにかく節約志向らしいですけど。
でも実はこれらはすべて「〇〇(次の元号)最初の…」でもいいってことなのです。
だからそんなどうでもいいキャッチコピーをつける前に、商品やサービスのメリットをしっかり訴求すべきなのです。
限定性を訴求したいなら「平成最後」よりも「現品限り」「当店限定」などのほうがリアル店舗でもネットショップでも販促になります。「平成最後」は陳腐すぎてSEOにも苦労するかもしれません。
どうしても広告宣伝をする必要があってアイデアがなければ、勝手に「平成最後の…」をおやりになればよいかと思います。
火曜日の茨木市の天気(平成最後の11月20日)
一日を通して穏やかに晴れました。
水曜日の茨木市の天気(平成最後の11月21日)
日中も曇りがちで夕方から雲が多くなりました。
木曜日の茨木市の天気(平成最後の11月22日)
朝は雨が残りました。予報では午前中まで雨の予報でしたが、9時過ぎには上がりました。
金曜日の茨木市の天気(平成最後の11月23日)
風が強く寒く感じました。
一昨日の茨木市の天気(平成最後の11月24日)
朝も冷え、晴れましたが日中も寒く感じました。夜は特に冷えました。
昨日の茨木市の天気(平成最後の11月25日)
一日を通して晴れました。気温は15℃を超えましたが、寒く感じました。
今日の茨木市の天気(平成最後の11月26日)
朝は曇る時間もありましたが、概ね晴れました。朝は冷えましたが気温も15℃を超えて夕方まで暖かく感じました。