コピーライティングやブランディングの世界ではしばしば神学論争となり勝ち(がち)な問題のひとつに、「『ひらく』か問題」というのが有ります。 古くはコピーライターなど広告業界や印刷業界、最近ではウェブライターやウェブサイト制
ポイフルとかイチネンとか摂津市議選に見る広告の極意
西内まりやさんの出演する「ポイフル」というグミのCMをみるたびに、妙な気持ち悪さを感じます。 別にグミとか西内まりやさんをディスる気はありません。DJのスクラッチのようにブランド(商品名)などをキュコキュコして連呼させる
販路を倍増できるかもしれないFUNAI(船井電機)方式
ヤマダ電機がFUNAI(船井電機)と組んで低価格の4Kテレビの独占販売を始めました。 個人的にはFUNAIというとドン・キホーテやジャパンなどのディスカウントストア、あるいはコーナンなどのホームセンターで販売されている低
あざとい日清食品にみる季節限定品を投入するマーケティング的意義
昨日に続いてあざとい(褒め言葉)日清食品について触れてみたいと思います。 「黒歴史トリオ」も過去の季節限定品の焼き直しですが、もともと日清食品は季節限定品の投入に熱心なように思います。近所のスーパーでも意外な味の季節限定
「茨木市ブランドメッセージ(ロゴ)」のやらかした感
来年が市制施行70周年ということで、茨木市は2月にブランドメッセージやロゴを策定しました。いわゆるブランディングとかシティプロモーションというヤツです。 茨木市ブランドメッセージ(ロゴ)が決定しました。 ワークショップな
そのSEOキーワードは本当に顧客が求めているものですか?
先日あるクライアントさんに、制作したホームページ(ウェブサイト)の集客力を上げるためにSEOにつながるコンテンツの調整をしたいと提案させていただきました。 するとこのキーワードで…と次々にキーワードを挙げていただきました
地元密着の商売のスタートアップが「裏○○」をつくりだして街を変える
「裏」という接頭辞によい連想をする人は少ないかもしれません。多くの場合は公序良俗に反することばを想起することでしょう。 「裏取引」とか「裏ビデオ」とか「裏学校サイト」とか、とかく「裏○○」にはうしろ暗いイメージがついてま
飲食店のイベント出店は販売促進や広告宣伝?それとも小銭稼ぎ?
今日は仕事が終わってから茨木市の桜通りを散歩してきました。ちょうど桜も盛りで第28回茨木市民さくらまつりも大盛況でした。 せっかくさくらまつりに来たので屋台(模擬店)でビールとつまみを購入して、ちょっとだけお花見気分を満
失敗したければブランディングの基本・ネーミングを疎かにすればよい
開店からずっとウオッチングしているカラオケ屋さんがあります。なんとか経営を軌道に乗せてほしいと期待していましたが、残念ながらいったん休業されてしまいました。その後別の店名とコンセプトで再開されました。 最初の店名に数字が
ブランディングの本質は反復による刷り込み、そして文字化されることだ
以前資金が潤沢ではない地域密着(地元密着)型ビジネスではブランディングを急ぐ必要はないと書きました。 とくにスタートアップなどでコンセプトが定まっていない段階であれば、たとえばロゴをつくったり、オリジナルの包装紙をデザイ