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BYODの悲劇、LINEで誤爆した市長

昨日に続いてネットの炎上案件を取り上げます。とある九州の、とある宮崎県の、とある日南市の市長が送ったLINEメッセージ(トーク)が炎上しています。

病欠していた20代職員に送ったLINEメッセージだったようなのですが、誤って市役所の職員たちのLINEグループに送信したのです。

しかもそれがハートマーク入りの二人の親密さをうかがわせるものだったのでざわついています。例によって市長は既婚者でした。

正直なところ道義的な話はどうでもいいです。今回はBYODの是非が焦点だと思います。

スマートフォンの普及とともに、BYOD(Bring your own device、私用機器の業務への持込み)が一般化しています。

しかし、それが危険性をはらんでいることを見せつけられた気がします。過失であれ、故意であれ、悪意であれ、善意であれ情報が漏洩する可能性を白日の下にさらしました。

市長という特別職が私用デバイスと公用デバイスを分けていなかったことは問題になるかもしれません。

さらに、(どのていど業務に活用していたのかはわかりませんが)市役所という大量の個人情報を扱う団体がLINEでメッセージをやり取りしていた事自体も問題視するひともいるかもしれません。

LINEに限らず、twitterのDMやfacebookのメッセージなどSNSのコミュニケーション機能を業務で利用することはしばしば見られます。

上手く使えばダイレクトに顧客に訴求できて販売促進や集客につながるSNS。その使い方や、それを私用デバイスで行うことに批判が強まるかもしれません。改正個人情報保護法の施行を5月30日に控えて、いろいろ議論を呼びそうです。

BYODの悲劇、LINEで誤爆した市長
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