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オンライン決済サービスStripeが日本のECパッケージのシェアを塗り替える?

先日「WordPressで通販サイト構築がトレンドになるかもしれない」と投稿しました。

WordPressにEC(インターネット通販)機能を実装する、WooCommerceというプラグインがEC-CUBE(イーシーキューブ)を超えるポテンシャルを持っているからです。

そのポテンシャルはぜひ元の投稿でご確認いただければよいのですが、日本ではEC-CUBEというガリバーがいるためにWooCommerce向けの関連サービスのインフラがまだまだ充実していません。

もっとも充実していないのが決済周りでしょう。クレジットカード決済を実現する決済代行サービスを実装するモジュールやプラグインがほとんどないのです。

EC-CUBEは主要な決済代行のプラグインが無料で提供されています。ところがWooCommerceではルミーズとEpsilonのプラグインしか提供されていません。しかもEpsilonのそれは有料です。年間2万円!

このプラグインを開発した方の労力を考えると致し方ないのですが、本来は決済代行業者が自前でプラグインを提供すれば無料になる性質のものです。

ところがEpsilonもWooCommmerceのシェアが低く、わざわざプラグインを開発するということにならないのでしょう。だからサードパーティーがプラグインを提供しているのです。これでは年間2万円を払うしかないのです。

なんとか低価格でクレジットカードをWooCommerceで利用したいというのであれば、じつはPayPalが標準で利用できます。

しかしPayPalは顧客にとってはアカウントを作成したり、販売者側にとっては売上を引き出すのが面倒だったりします。

そこで新たな救世主として紹介したいのがオンライン決済サービスのStripeです。昨年から日本でもβ版が提供されていましたが、この10月に正式に日本に上陸しました。

ウェブサイト(ホームページ)にクレジットカード決済を簡単に実装できるコードも提供しています。しかも継続課金やtwitterなどからのアプリ決済もカバーしています。

現時点ではWooCommerceのプラグインも無料で提供されています。

インターネット通販サイトの要素はCMSに加えてショッピングカート、CRM、決済です。決済も無料かつ簡単に実装できれば、WordPress + WooCommerceでインターネット通販サイトを簡単に構築できるようになります。

いまある日本国内のWordPressサイトに通販機能が実装されれば、一気に国内のECパッケージのシェアが塗り替えられるかも知れません。

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