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SNSは炎上しないように安全運転が求められる

あるスケートリンクでリンクの氷に5000匹の魚を閉じ込めた「氷の水族館」という企画が「残酷だ」と炎上しています。

「まるで海の上を滑っているような感覚で楽しめる」という企画が営業休止に追い込まれたうえに、氷を溶かして魚を取り出してお祓いして供養することになったようです。

単純に氷に魚を閉じ込めました、というだけならここまで炎上していなかった気がします。

今回炎上したのは公式facebookの投稿がきっかけだったようです。メイキングの画像を掲載して「息、出来なくなってきたよ。。」とか「おっ・おっ・・・溺れる・・・」「くっ・くっ・苦しい・・・」とコメントをつけたのが火をつけたようです。

この企画やコメントについての価値判断をするつもりはありません。ただ、いろんなひとが見ていて、すぐに拡散できるSNS上でわざわざ炎上しそうなことをやるのは、ガソリンスタンドでたばこを吸うようなものです。

ただ「凍らせたお魚さんを見ながら滑ればまるで水族館気分」とかそのくらいの表現であればここまで炎上しなかった気がします。
だからこそ「この表現はユーザーを不快にさせるかもしれない」という想像力が必要だったのでしょう。

SNSはただ人を集めているのではないはずです。お客さんになってくれるかもしれない人を集めている、つまり集客しているのです。そこでお客さんの目線になれなかったのは残念です。

もちろん担当者はお客さんを不快にさせてやろうとは一つも思っていないでしょう。お客さんに楽しんでもらって、ちょっとバズればいいなということだったでしょう。でもこのようなときにノリで一線を超えてしまいがちです。

企業などのアカウントでは、投稿ボタンを押す前に少し立ち止まって考えましょう。やはり誰かを傷つける可能性があるもあのは配慮が必要です。

別府の「湯ー園地」的な傷つく人がいないであろうネタに限るのが無難かもしれません。

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