茨木・高槻・吹田・摂津の広告宣伝・販促 茨木広告宣伝舎(アド茨木)

ミッション・インポッシブル-薬機法周りのSEO

茨木広告宣伝舎は内部施策によるSEOを多く手がけてきました。内部対策といってもHTMLの最適化などではなく、コンテンツを丁寧に作りこむことで検索エンジンの評価を上げるという手法です。

ユーザーが求める情報をきちんと盛り込んだコンテンツを作るという点では、特別な技術を要するものではなく、手間ひまかけるだけです。

ところがいま茨木広告宣伝舎で行っている案件で、SEOについて全く打つ手がないものがあります。ミッション・インポッシブルです。

映画のそれは、なんだかんだミッションをやり遂げるのですが、こちらのミッションはお手上げです。

そのミッションは、あるボディオイルの販売促進と通販サイトへの集客を目的としたブランドサイトの制作にともなうSEOです。ただ薬機法の壁でSEOが十分にできないのです。

薬機法とは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」です。旧・薬事法が改正されたものです。医薬品や化粧品、医療機器に関わる法律です。

件のボディオイルはメーカーが化粧品の製造業許可や製造販売業許可を取得していません。

もし許可を取得していれば、このボディオイルも化粧品として販売できるのですが、許可がない以上、雑品(雑貨)として取り扱われます。

そのため、ボディオイルの効果効能は謳えません。こうなるとSEOは難しいのです。

語弊があったかもしれませんが、薬機法を目の敵にしているのではありません。むしろ遵守したいと考えています。

ただ競合商品が雑貨である(化粧品ではない)にもかかわらず効果効能を標榜しています。そうすると法令を遵守してSEOの成果を出すのが難しいのです。

「○○オイル 通販」「○○オイル 販売」などのキーワードでは施策を行っていますが、圧倒的に検索ボリュームの多い「○○オイル 効果」「○○オイル 効果効能」などのキーワードでは手の打ちようがありません。

メーカーさんで化粧品製造業許可や化粧品製造販売業許可を取得してくれればよいのですが、そのハードルは高いので現実的ではありません。むしろ業界として法令順守の方向へ進んでくれることを望んでいます。

当面は法令順守しながらなんとかSEOの成果を上げる手段を考えたいと思います。

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