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IoTとビッグデータが北摂の地域密着型ビジネスを加速する

最近のIT業界のキーワードというとAI(人工知能)、ビッグデータ、IoT(Internet of Things・モノのインターネット)ではないでしょうか。

これら3つのキーワードはけっして無関係なものではありません。IoTとは究極のところインターネットにつながったセンシング技術ですので、さまざまな取得データをコンピュータに集めてビッグデータとして蓄積し、それをAIが解析して利用するというながれになります。

これらの最先端テクノロジーは北摂の地元密着(地域密着)型ビジネスには無縁だと思われるかもしれません。たしかにまだ身近ではないかもしれませんが、今後もっと手軽に、そして安く利用できるようになると普及していくことでしょう。

じつはちょっと勇気とやる気をだせば、すぐに簡単に導入できる環境が整いつつあります。AIまでは活用できなくても、IoTとビッグデータは導入できます。最近静かなブームのRaspberry Pi(ラズベリーパイ)というワンボードコンピューターを使えばよいのです。

Raspberry Piはイギリスでプログラミング教育用に開発された格安コンピューターです。本体は5000円ほどで購入できます。

HDMI端子のついたモニターがあればAC電源アダプターやsdカードなど周辺機器を買い足しても1万円弱で利用することができます。

これにセンサーキット(3000円から5000円ていど)を購入して接続すると、さまざまな情報を収集できます。最新モデルは無線LANアダプタも内蔵しているのでインターネット経由でデータを送信して集積することができます。

たとえば人体感知センサーを使えば特定の場所を通過した人数が計測できます。百貨店など大規模な商業施設では高額な費用をかけて入店客数を計測していますが、これに置き換えるとかなり安くなるかもしれません。

あるいは気温・湿度・気圧センサーで、気象データを測定して定期的に収集することができます。これを集積して売上データや、べつのRaspberry Pi(ラズベリーパイ)で収集した入店客数データと組合わせれば、天気予報に基づいて売上予測や仕入、そしてそれに応じた広告宣伝、販売促進などの集客なども行えるようになるのです。

じっさいに東京・池袋のパルコでは屋上に気象センサーを設置していろいろ解析しているそうです。たとえば「雨が降り出すと、飲食店の売上が上がる」ということがわかったそうです。雨宿りついでに飲食店に入る人が多くなるという見立てでした。

正直なところ、そんなの当たり前って言いたくなりますが、本当はもっとたくさんの知見があるのだろうと思います。ただそれらは企業秘密なのでしょう。

茨木広告宣伝舎ではつねに研究開発を怠りません。このような最先端技術についても情報収集やテストを行っています。Raspberry Pi(ラズベリーパイ)もすでに導入しております。

といいつつ最近触れていないので、自戒をこめて書いてみました。次回はじっさいの活用事例を紹介できればいいのですが。

IoTとビッグデータが北摂の地域密着型ビジネスを加速する
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