茨木・高槻・吹田・摂津の広告宣伝・販促 茨木広告宣伝舎(アド茨木)

商業ビルのリノベーションと女性パワーについての気づき

今日は久しぶりに京都に行ってきました。先週の金曜日以来です。とはいえ先週は、新幹線を降りて在来線に乗り換えただけで、それを京都に行ってきたというのは誤りかと思います。そうなるとお正月以来です。やはり久しぶりです。

あるホームページ制作(ウェブサイト制作)案件を受託したクライアントさんから、広告宣伝用の別ホームページ制作など追加案件のご相談をおうかがいしてきました。四条烏丸の角にある「COCON KARASUMA」というビルで打ち合わせしました。

前からビルの存在は知っていたのですが、少し早めに着いたので見てまわりました。そこで気づいたのですが、実は新しいビルではなく、古いビルをリノベーションしているようでした。

いま調べたら、昭和13年竣工の旧・京都丸紅の本社ビルを、2004年に隈研吾さんの設計でリノベーションしたようです。

大正から戦前にかけての建築物は現代からみると異常にしっかり造られていることはよく知っています。だからこそリノベーションに耐えたのでしょうが、それでも配管だとか配線などは取り替えたはずです。

おそらくこの時代の配管などは躯体に埋め込まれていることも多いはずなので、リノベーションにあたってスケルトン・インフィル構造に盛り替えているようです。

実装としては天井にダクトや配線などがむき出しで設置されています。それが逆にいまどきのコンクリート打ちっぱなし物件ぽくなっています。

そして壁を漆喰ぽい質感で白く塗り替えて、人造石も研ぎなおして、電球色LEDの間接照明にするだけでかなりナウくなっています。

茨木広告宣伝舎のオフィスがあるビルも再開発の予定もありながら、最後の大規模修繕も検討されています。壁の塗り替えとか照明の取替えなどはやってもよいかもしれません。

打ち合わせを行ったクライアントさんとその事業パートナーさんはお孫さんやお子さんがいたりしてどちらの年上の女性です。とても壮大な事業展望をお持ちで、しかもパワフルで、圧倒されました。おそらく同世代の男性よりもぜんぜん現役感があるはずです。

男性と異なって結婚・出産・子育ての後に明確な意思を持たないと(とくにかつては)社会進出できない女性が、仕事に復帰すると莫大なパワーを持って戻ってくるのでしょう。

百貨店勤めのときは育児休暇や育児勤務制度が整備されていて戻りやすくなっていましたが、逆に障壁がないために安易に戻ってきているひとも多くいたように思います。

しかしこのクライアントさんのように、新たに起業して戻ってきた女性の覚悟は相当のものです。「一億総活躍社会」として制度を充実させすぎるのも却って再社会進出する人たちの爆発力が弱くなる気がしました。

今日の茨木の天気

朝から気温が高く、晴天のため夏の暑さとなりました。少し蒸す感じもあり、今年はじめて冷房を使用しました。

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