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ホームページ(ウェブサイト)のコンテンツは会社や店舗の信用を左右する

ピザーラだかピザハットだかシカゴ・ピザだか忘れましたが、マツコデラックスさんと子役が出ているシリーズCMがあります。

その一つに、子役が「(ピザが)最高においしい」というと、マツコさんが「そんなことをいうと注釈が出るよ」とたしなめます。

すると画面の片隅に「※個人の感想です」という注釈テロップが表示されます。

子役が「そんなの誰も見てないと思うよ」と言い放って、マツコさんが驚愕するというオチです。

最初はそれだけだったはずなのですが、さすがに業界的にざわついたようで、「見てます」というナレーションが入るようになりました。

なぜ注釈が入るかというとテレビやラジオの広告では「最大級表現」が規制されているからです。テレビ局やラジオ局が自主規制しています。

最高や最大、最多といった表現には根拠がないと使えないのです。だから基本的には最大級表現は使えないのですが、たとえば富士山のCMを作るのであれば「日本最高の標高を持つ山」という表現は当然できます。

いっぽう味や触感などのような主観的(感覚的)なものには「個人の感想です」という注釈がつくようになりました。

最大級表現以外にもCMについては内容に根拠があるか徹底的に検討(考査)されます。

なぜここまで厳密に規制するのでしょうか。ひとつには景表法などの優良誤認や有利誤認に抵触しかねないことが理由です。

もうひとつは広告媒体、あるいは報道機関としての信頼性を守るためです。

たとえ広告であっても根拠のないことを放送すればその放送局自体を誰も信用しなくなり、他の広告や番組もすべて信用されなくなるからです。

それは会社や店のホームページ(ウェブサイト)でも同じです。商売の要である信用を守るためにも、誇大や誇張など根拠のないコンテンツは掲載しないようにしましょう。

「業界1位」なども業界団体等の客観的な統計に基づかないものは信用を失います。この広告は見る人が見れば、眉唾モノです。

明らかに根拠のないことが書いてあると、訪問者はすぐにこの会社や店は信用できないと思ってしまいます。それでは販売促進には逆効果です。

日本新聞協会や日本民間放送連盟の基準を参考に信用されるコンテンツを作成しましょう。

新聞広告倫理綱領/新聞広告掲載基準
http://www.pressnet.or.jp/outline/advertisement/

日本民間放送連盟 放送基準
https://www.j-ba.or.jp/category/broadcasting/jba101032

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